昨日をもって

今夏のキャンプが大きな事故や怪我なく

無事に終了しました。

ほっと一安心です。

一緒に参加した

多くの子どもたちや

リーダーのみなさん

施設のみなさん　等々

関わった多くのみなさん

本当にありがとうございました。

中でも一番、

というよりほとんどのキャンプで

夏を過ごしたのが

家島町は西島。

期間的に住民票を移した方が

イイのでは（笑）と思うほど

の滞在日数でした。


思い起こせば13年前・・・

野外活動のリーダーとして

はじめてキャンプに参加したのが

西島でした。

場所は野外活動地区というところ。

海が眼前に果てしなく広がる

まさに自然そのものの場所です。

今夏最後のキャンプもそこでした。

最初はあまり実感がなかったんですが

日を重ねるごとに

あのころの記憶が鮮明に蘇ってきました。

13年前

子どもたちと作ったカレーが本当に美味しかったこと、

流された子どもの靴を懸命に取りにいき

少し溺れかけたこと、

ホームシック対応がわからず途方に暮れたこと　

などなど。

その中でも特に一番覚えているのが

当時所属していた団体の職員さんに、

おそらく現在の僕ぐらいの年齢でしょう、

自分が正しいと思っていたやり方の

間違いを指摘され

ひどく落ち込んだこと。

あのころは若かった、

ふてくされて一人悔しく泣いたことを

も思い出しました。

まさかあのとき

自分が仕事として

この地を訪れるとは思いもよらず、

今更ながら本当に驚きです。


施設に着いたら

まずすぐにその職員さんは

お茶作りをしていました。

自分もそう、

自然に同じことをしている。

あの時見せてもらった

うしろ姿と

僕のためにかけてもらった言葉が

今の自分を作っています。

その自分の姿を見せたかった。


でもできません。

本当に悔しいことに

数年ほど前若くして

病気のため

他界されました。


その職員さんの分まで

何てことは

軽々しくは言えませんが、

せめてでも少しでも同じように

その方からもらったように

子どもたちや若いリーダーたちに

うしろ姿と愛のある言葉を。

明日から9月、

改めてがんばります。